よくあるご質問

催眠療法関連

Ｑ．催眠でダイエットできるって本当ですか？

Ａ．体重コントロールの邪魔になるストレス要因に、催眠暗示を使い潜在意識に刷り込みます。
そうすることで、食べ物の過剰摂取を押さえることができるようになります。
脅迫観念のように、食べられなくなるというものではありません。
自分には、食べる必要がないという選択を自然にできるようになります。
催眠を使い、意思の力が半分お休みした状態にして、感情の宝庫である潜在意識に、ダイエット成功のためにふさわしい暗示を刷り込みます。
暗示が強化されますと、潜在意識は行動パターンを変えていきます。
思考が現実化するわけです。
モデルさんやアスリートの方、いつまでも美しくいたいと願う女性達に大人気のセラピーです。

Ｑ．よくなっても催眠をやめたら元に戻りませんか？

Ａ．元に戻るというのではありませんが、その方の弱い部分が時々一時的に出るようなこともあります。
ですが、これまでのプロセスがありますので、潜在意識は、その方にとっての乗り越え方やうまく生きる方法を学習してくれてますから 、むしろそこで改めて、ご自分の良い資質を引き出して、強化される方が多いです。
魔法が解けたみたいに、戻るという感じとは違うと思います。

Ｑ．催眠によって過去の記憶を消す事はできますか？

Ａ．よく、トラウマになるような辛い出来事や特定の誰かを記憶から消して欲しいという方がいらっしゃいます。
お気持ちはよくわかります。
本当に、辛い体験をされて、あれさえなければどんなに楽になれるかと思わずにはいられないでしょう。

ですが、記憶を消すということはできません。
たとえ一時的に消すことができたとしても、すぐに、思い出しますし、ショックなことほど思い出したときの反動も強く、心身ともに、混乱状態を起こすでしょう。
あくまでも、私共は寄り添いながら、辛いことや苦しいことを乗り越えるお手伝いをして、そこから、得られる心と体の癒しを味わっていただきたいです。
人生に起こることは、無駄ではないという心のしなやかさを感じていただきたいです。

Ｑ．ヒーリングやリーディングとは違うの？　例えば、カウンセラーは前世が見えたり、未来を予言できるの？

Ａ．昨今は、いろんなセラピーが行われているため、皆さんも何がどのように違うのか、選択も迷われますでしょう。
催眠療法における、いろいろなお悩みにつきましては、お話を伺いまして、うまくいかないパターンや、抑圧された感情の問題や邪魔になる悪習慣に付随する癖のようなもの、思い込み、トラウマ的なものを見い出し、催眠療法を使い、お悩みの改善をしてまいります。

カウンセラーが、一方的にアドバイスをしたり、断定的になにかを決めるものではありません。
すべての催眠は自己催眠であるという言葉がありますが、他力本願的なものではありません。
皆様、おひとりおひとりの持つ、よくなりたい、変わりたいという自然治癒力を最大限に、引き出せるようお手伝いするのが、催眠カウンセラーの役割だと思っております。

Ｑ．催眠状態ってどんな感じなのでしょう？

Ａ．催眠セラピーにおいての催眠状態とは、カウンセラーの誘導により、心身ともに深くリラックスした状態になります。
催眠（眠りを催す）の字のように、起き抜けや寝入りばなのうつらうつらしたような状態です。
そういった意味では魔法のような特別なものではありません。
周りから聞こえてくる音も聞こえていますし、自分がどこにいて、今どんな状態であるか自覚があります。
でも、いろんなことが気にならなくなり、受け入れながら自分自身が調和していくような、自然に心が動きだすような感じです。

Ｑ．テレビの催眠ショーを見てると、言いたくないことを言わされたりして、コントロールされるイメージがあるのですが、違うのでしょうか？

Ａ．確かに、自分が馬鹿みたいに見えることは望まないですよね。
テレビでよく見る催眠ショウは、一番面白い部分を画面に映してますので、指をパチンと鳴らし、催眠セラピストが何か、一言つぶやくだけで、言いなりになってしまうように思えます。
画面に映されてない、テレビ的には面白くないところが、催眠療法のプロセスです。
しっかり、時間をかけて催眠誘導をします。
後催眠暗示という技法を使い、「今度私が指をパチンと鳴らしたら～～しますよ」　のように仕掛けを作ります。
それでもクライアントは、それをやるかやらないか自分で選択できるのです。
暗示に対して本人に同意できない理由があれば、催眠状態でもそれを拒否しますし、ただちに、催眠状態から目覚めます。
たとえば、アヒルの真似を楽しくやることを選択できる人でも、犯罪行為になるような恐怖を感じるものには、従いません。
はじけた、楽しい気分から、すぐに目覚めてしまうでしょう。

Ｑ．催眠によって別人格になるのでしょうか？

Ａ．あくまでも、催眠療法で引き出せるのは、その方の潜在的にもっているものです。
ですので、生まれ変わったようなという言葉を借りますと、まだ自分で認めてない、気づいてない自己発見や自己開発だと思います。
かたよりが少なくなり、精神的にバランスが取れるようになった自分が、できるようになることが増えていくということだと思います。
ですから、別人ではありません。
不快な感情や不安な感情、過去のトラウマに邪魔されなくなった、本来の自己を取り戻すということに近いです。

Ｑ．禁煙やスポーツを楽しむためなど、心の病じゃないものにも効果ありますか？

Ａ．禁煙をはじめとして、意志の力だけではコントロールできないと感じていらっしゃるお悩みや、スポーツを楽しむために技術や能力を高めるという願望実現にも効果的です。

禁煙も、心の状態と密接にかかわっています。
ただのニコチン中毒ではなく、最初の一本が儀式になり、癖になり、習慣化していきます。
そこには、何かの心理的要因が働いているのです。

スポーツも、メンタル的な要因がとても作用するものですから、プロのアスリート達は、肉体のトレーニング以上に、メンタルトレーニングも行っています。
自分だけで行うのは難しいものですから、他者による催眠療法を利用して、ここぞという時に集中力を発揮できるように、潜在意識に働きかけ、良いイメージを定着させていくことで、実現化していきます。

退行ヒプノ関連

Ｑ．前世ってどんなふうに見えるんでしょうか？　映像ではっきり見えますか？

Ａ．残念ながら、情報の受け取り方に個人差があります。
私達には、主要チャンネルというものがあり、それぞれ好みの情報処理の仕方があるのです。
これも、大事な個性ですよね。
催眠中の情報の受け取り方には、視覚、感覚、聴覚と３つで充分なのですが、もちろん、交じりあっていますので、どれか一つだけということではありません。
色形は鮮明に出てくる方や、映像よりも感覚が強く涙がどんどん湧き上がってきたり、足が水の中だとか、縛られている感じとか、雨の音や風の音、季節要因を感じさせる音などに敏感な方など、いろんな体験の形があります。
回数を重ねるうちに、他のチャンネルが強化されていくことも多々あります。
最初のセラピーだけで、決めつけることはできません。
そのあたりも楽しんでいらっしゃる方も多いです。人と比べるのではなく、セラピーを受けることで気づける自分の個性を受け入れて上手に、日常生活に生かしていただけるようお手伝い致します。

Ｑ．前世ってあるんですか？　おかしな宗教と違うのですか？

Ａ．前世があるかないかは、科学的に医学的に認められた概念ではありません。
ですが、アメリカの精神科医（ブライアン・L・ワイス博士）著『前世療法.　魂の伴侶』等は世界的なベストセラーになりました。
年齢、性別、国籍、宗教を超えてたくさんのかたに感動を与えて、催眠療法の分野に革新的影響を与えました。
幼少期退行だけでは、癒されなかった問題や葛藤を改善し、医学的には原因のわからなかった様々な症状を、前世へ退行させ催眠療法を行うことで素晴らしい結果へと導いたのです。
私もその当時、ブライアン博士に従事していたトリシア.カエタノ女史の元で学び、私共も前世退行を使い、幼少期退行だけでは改善できないお悩みに働きかけております。
幼少期であっても、今とは違う肉体を持つご自分のストーリーであっても、ご本人の感性がそれを見たがっているのですから、正直に解放していくことが、セラピーにおいて重要だと信じております。

Ｑ．ソウルメイトってどんな関係のことを言うのですか？

Ａ．ソウルメイトを見つけたい！！こんな風に感じることは少なくないでしょう。
お互いの半分を見つけ出すとか、片割れを探すとかそんな、ニュアンスの方もおられるかと思います。
ですが、自分の欠乏した部分を満たしてくれる相手がソウルメイトではありません。
おとぎ話の中のハッピー物語ではないのです。 ともに学びお互いを高める相手ですので、時に自分にとって厳しい関係に生まれ変わることもありますし、切磋琢磨してともに人生の使命を達成することもあります。
ラブラブのあまーい関係だけの相手とは違いますね。

だからこそ、価値ある大事な人でもあります。
人間は、甘いだけ、楽なだけ、愛されるだけですと相手をリスペクトできなくなるものです。
お互いいつか非難しあい、相手に対して怒りがわくようになるのです。
ソウルメイトという言葉だけが、一人歩きしないように、私達セラピストも、正しい受け止め方をお伝えしていきたいと思います。